007.こんなことでお金もらっていいの？

こんにちは。SPOGリアルスピリチュアリストの橋本ゆみです。

よろしくお願いします。

活動については、すごく大事というか、意識をするといいのが自己表現なんですよね。自己開示でもいいんですけど。

自分で自分をアウトプットするって言ったらいいのかな。自己プロデュースでもいいんですけど。そういうのがすごく大事で、分かりやすいのはYouTubeで、今ユーチューバーの人っていっぱいいらっしゃるじゃないですか。

大人というか私たち世代の人からすると、箸にも棒にも掛からないものがお金になるみたいな時代なので。

「え、これが？」みたいな。「これにお金が？」みたいなことが起こる時代なので。

それって「じゃあ何がそれを起こすの？」っていう根っこにあるものは、その人が持っている何か。趣味での表現でもいいし、それは歌でもいいし、何かを作るでもいいし、文章を書くでもいいし、生活スタイルが情報発信になったりする人もいる。

めちゃくちゃ大事です。

そうなんです。情報も一時、それこそ10年前ぐらいは情報がお金になる時代みたいな感じであったんですけど、今や情報が無料になる時代じゃないですか。

その中で、本物とフェイクとみたいな問題とかはあると思うんですけど、でも自分発信を丁寧にやっていくというか、それが大事。

プレゼンテーションというか、本当にそれをどんな形でもいいので、なるべくお金はもらう形で始められることをお勧めします。

すごく大切です。うちの受講生でも、占いをやったり、ヒーリングをやったり、同じようにリーディングをお仕事にしたりっていう人がいるんですけど、やっぱり最初のハードルって、値段が付けられないっていうやつなんですよ。

しかも、物がないじゃないですか。見えないものを扱っていて、情報も証明するものが少ないっていう。

エビデンスがあんまりないみたいなものだから、みんな躊躇するので、それはお金のブロックとか考え方とか、いろんな複合しているのはあるんですけど、皆さんになるべくお金をもらってねって勧めるのは、２つ理由があるんです。

１つ目は、まず自分のため。「自分の何のため？利益のためなの？」じゃないんです。自己価値のためなんです。

価値とお金っていうのを、どうしてもリンクしちゃうんですよね。

日本人って、すごい自己価値が他の外国の人より低いっていうデータも出ていて、若者対象なんですけど、アメリカとか中国とか韓国は八十何パーセントのところ、日本人は四十何パーセントみたいな。

そうなんですよ。なので、知らず知らずのうちに人より抜きん出てはいけない、目立ってはいけないっていうのもあったりするので、自分に価値がある、存在として能力として価値があるっていうのを思えない人が多いっていうのもあって。

値段を付けるっていうのは、ワンコインでもいいっていう話を受講生にはするんですけど、本当にワンコインでもいいから、お金を払ってもらう。それは、お金じゃなくてももちろんいいんです。別に何でもいいんですよ。

対価として頂くっていうことは、自己価値をちゃんと育てる、守るっていうために必要。

２つ目は、私は個人的にはこっちのほうがとても重要と思っている考え方で、例えば無料でやりますってなったら、相手の方に支払いの能力がないっていう暗示がそこに入ってくるんですよ。

そうなんです。それが、あんまりピンとこないと思うんです。

「何か分かったようで分からんな」なんですよ。これが、社会的にもいろんな暗示がかかっているというところにつながるんですけど。私たちって、やっぱり昭和世代なので、いろんなことを親から社会から着せられて囲われて生きてきているから、それが普通になって、おかしなことって思えないんだけど、諸外国から見るとそれって変だなってあると思うんです、いっぱい。

そういう、暗に示されている、暗に受け取っているものって非常に多くて。

例えば、私が岡田さんを見ます、無料でいいですってなった時に、お友達とかそういうのはいいんですけど、イベントとか仕事上でそうなった時に「これならタダでいいですよ」みたいな。

もちろん、サービスとして付けるのはいいんですけど、そこに自分の中で自分を下げる、卑下するとか、自己価値尊重が低い状態からそれを発している場合に関しては、やっぱり自分を傷つけるし、岡田さんに支払能力がないなんて、これっぽっちも思うわけないんだけど、でもそれを岡田さんに言うっていうことは、自分主体で言っている、かつ、岡田さんには「岡田さんはそれを支払う能力がないんですよ」と示しているっていう、二重におかしなことをやってるっていうふうになるんです。

そうなんです。その感覚を変えていくと、本当にお金が循環しているっていうのが今度見えてくるんです。

だから、それが分かった上で無料というのはOKだと思います。

関わってきますね。

そうですね。なので、物として持ったり渡したりっていうよりも、そこに流れている何かをどう使っていくか。

だから、そこは本当にお金じゃないところになっていくんですけど、やっぱり時代の移り変わりの途中って、急に「お金なしの世界にしよう」って言ったら、みんな戸惑うじゃないですか(笑)。

徐々に変わっていくものなので、今の段階だとなるべく自己発信のところにはお金じゃなくてもいいけれども、何かちゃんとエネルギーとして循環するように。自分が枯渇しない。

そうなんです。その感覚を体感で得るには、お金が楽っていうか腑に落ちる。やっぱりみんな感覚としてありますよね。

そういうのもありますね。

だから、その数字。お金はただの数字って話をよくするんですけど、数字というところで言うと、お金じゃなくて、例えばメルマガの読者登録数とかコミュニティー数とか。

でも、質が問われるんですよ。「じゃあ多ければいいの？」っていうのが、今までもいろいろ言われてますけど、そこで風の時代に大切になるのは質。

何を吹かせていくかっていうのは、すごく大切になってくるので、理想を言えば、みんな「いいな、そうしたいよね」って思うけど、リアルで自分は何ができるんだろうってなった時に、まず自己発信。

自分から何かを世の中に、あるいは対人でもいいんですけど、出していく、発信していく。

出したら入ってくるのが循環なので、入ってくるのがお金なのか何なのかっていうのは、それは決めたらいいこと。

ただ、最初は循環の感覚ってつかみにくいので、お金でやるとつかみやすいよっていう、そういう話なんです。

頭使いますよ(笑)。

そうですね。風って知性という意味合いも入ってくるので。

そうですよ。クラウドファンディングというのが分かりやすいと思うんですけど、「これやりたいから助けてください」なんだけど、「助けてください」でもらうだけじゃなくて「応援してくれたら代わりにこれをお礼で差し上げます」。

そこでコントラクトというか、合致してるわけじゃないですか。ウィンウィンという表現もあるけど、何かコミットしてる。コミットしてるからこそ、それが膨らんでいけば大きな力になるし、またそこで出来上がったものが次の渦をつくっていく、みたいな。

そうですね。

ぜひ、してみてください。

ありがとうございました。