002.ハイヤーセルフに質問する方法

ヘレン・ケラーって、目も見えなくて耳も聴こえなくてしゃべれない。だから、起きている出来事をその瞬間ただ感じている。

飲む水と触った水の区別、区別というか、それは別物だったのが、サリバン先生によって「それは全部ウォーターだ」って教えたもらったがゆえに、「あ、これは同じ括りなのね」って知るっていう、そういう学習のプロセスっていうのを大人になって。

そうそう。そして、世の中にそれが言葉としてラベルされているんだ。

例えば、水も飲んでる水と、目も見えなくて何も分からなかった飲まされている水と、多分ジュースの区別は味でしかつかないし、ひっかけられて冷たいのと温かいのだと違うはずなんだけど、「それもウォーターだ」と教わったら、「あ、こういうことなんだ」ってなるじゃないですか。

それはやっぱり人からとか本からの情報で整理されたというのはあります。

はい。もうそれは既に教えていて、自分の中で自然にやれていることを仕分けしてきているので、人からはすごい好評で、分かりやすいって言われたりしてますね。

そうですね。

それこそ言葉ありきになっちゃうんですけど、”魂の自分”と認識する人もいますね。

簡単に言うと、自分のことを全部知っているもう一人の自分。だから、悩むじゃないですか、日々。

こっちに行こうか、こっちに行こうかみたいな。その時に、どっちがいいんだろうっていうのを、損得や条件で考えるのはマインドとか思考で、頭で考えているけれども、体とか奥のほうにある感覚、意識としては、自分が本当は欲しい方向を知っているんですよね。

だから、頭で理解して「いや、こうなるんだから。資格が取れるんだから。給料がいいんだから。家から近いんだから」で選んだ会社だと長く続かないってあると思うんですよ。

長く続かないっていうのは、どこからそれが湧いているのかというと、これは心の無意識から湧いてはいるんですけど、その無意識のさらに深いところとか、あるいは高い視点というところがハイヤーセルフになります。

そう。全体性として見てくれている高い位置っていうのが、鳥の目じゃないですけど、高いところから全てを、自分の行く先、自分の今の立ち位置、後は身体的な感覚、全部を含めて自分がどっちに行ったらいいのか。

あるいは、人ってどっちかという思い込みで悩むんですけど、二者択一じゃなくて、もう一つの道が実はあったりするわけなんですよ。それに気付かせてくれるのがハイヤーセルフだったり。

そうです。全体として分かっている。
なので、チャネリングをしてくださいって、例えば、昔イベントセッションっていうのをやっていて、50分、20分の短いセッションで「今、私に必要なことは何ですか。メッセージください」みたいなことを言われたりするんですよ。

そういう時には、相手のハイヤーセルフとつながって、今必要なメッセージっていうのをお伝えするんです。

そうそう。そうすると「こっちかな、こっちかな」と悩んでいるクライアントさんに、全然AとBの話じゃないメッセージが来たりするんですよ。

「あなた、本当はこれをやりたいんでしょ」みたいなメッセージが来たりして、「そう言ってますよ」って言うと、本人は「ああ」ってなる(笑)。

そうなんです。自分の深いところの声だから、言われれば「あ、いや、ああ」みたいになる。「何か分かる」みたいに。

方が多いですね。
逆に、そこが距離があってしっくりこない場合は、頭で考えすぎている癖が強いというふうに判断します。

可能です。もちろんです。

一番は、寝入りばなか寝起きのウトウトの時に質問する、と。

そうそう。質問を投げる。

ポソッとしゃべって。そうすると、何か湧いてくるとか、夢っぽく見えて誰がか言ってくれたりとか。

そうです。やっぱり寝る直前と起き抜けって忘れやすいので、メモを書けるように近くに置いておくのがオススメです。

パッと書き起こしておくと、それがメッセージだったり、それは夢のワークでもそういうのをやるんですけど。

後は、もう一つは瞑想状態になって、質問をして、来るのを待つ、と。

あります。いい質問です(笑)。そうです。

それはコツが要って、それを講座で丁寧に細かく。

どうしても、自分の思考なのか思いつきで言っているのかメッセージなのか、講座に来てみんなが迷うときなんですよ。その仕分けっていうのを丁寧に。

そうですね。コツを掴んでいくと、やってることは一緒なんですけど、コツを掴むと違うんですよね。

大体その判断しようとした瞬間に、それこそマインドが働いてしまって、メッセージを受け取った自分と分離が始まるんですよ、そこから。

はい。

はい、ぜひ。

ありがとうございました。