155.ありがとうの効能〜ありがとうで生還した人の話

こんにちは。リアルスピリチュアリスト橋本ゆみです。

よろしくお願いします。

そうなんですよ。すっごく素敵な女性の方に来ていただきました。

はい。今日来てくださいました、グレースさんです。

グレースさんとの出会いは、ビジネスでね、出会ったんですけれども、出会ったときに、まあすごいオーラの方だなと本当に思ってですね。

で、私から声をかけさせていただき、ご縁ができた、そんな流れがあります。グレースさん、ぜひ簡単な自己紹介をお願いできたらと思います。

はい、こんにちは。中村グレース雅子です。グレースと呼んでください。とはいえ、別に私、ハーフとかでも、外国人とかでもなくですね、アメリカでトレーニングを受けていたときに、どうも雅子という言葉が発音しづらいらしくて。

で、漢字がね、雅子のマサってミヤビなので、あ、じゃあ今日から私のことはグレースと呼んでくださいと、かっこつけたビジネスネームです。

仕事はですね、中小企業の人づくりですとか、あとは、その経験を生かして、今、個人向けに商品やサービスを提供していらっしゃる方が、企業さんや自治体とお取引をしたいときの、そのサポートをしています。

はい。

そうですね。いろんな企業の方とお話しすること多いですね。

いやー、なんかね、本当にパワフルだなーって、あと声がいいでしょ。

ポッドキャストでも伝わると思うんですけど、本当にね、プレゼンをされて、そのときいらっしゃって、もうなんかそのスイッチが全然違うわけです。

そして立ち振る舞いとか、何だろう、ちょっと不思議な言い方かもしれないけど、女神というかね、女神でもハワイとかにいる、どっしりした、そういう雰囲気の方で、すごい素敵だなって思ったんですよね。

お話を色々聞かせていただいて、お茶とかもさせていただいて、そのグレースさんがですね、実はこの美声を失うかもしれないっていう衝撃的なお話があって、これがすごく私も心を打たれるお話で、ぜひ皆さんにも聞いていただきたいなと思います。

そうですね、20年前、私がまだ市役所の職員だったときなんですけれども、そのときにですね、甲状腺癌が見つかりまして。

リンパ節に転移をしていて、そのリンパ節を除去するためには、声帯を動かしている神経というものも一緒に切らなくちゃいけない。だから、声のなくなる確率が90%と言われたことがありました。

そうですね。

まあ、静天の霹靂だったわけですよ。

そうですね。すごいショックだなと思いました。

私はもう少し高をくくっていて、じゃあ手術すれば大丈夫なのかなって思っていたら、ちょっと難しい手術なので、声のなくなる確率は90%、そして自力で呼吸ができなくなるから、ちょうど喉の真ん中のところに穴を開けないといけない。だからもう水泳はできないし、お風呂で溺れたらアウトみたいなことが言われたんですね。

そのときに、いやーどうしようかなと本当思いまして、でもどうしようかなってね、周りが泣くんで私泣けないわけですよ。たまたま主治医が高校の同級生だったんですね。

専門医を見つけてくださって、そちらに紹介書を書いていただいて、私は静岡県藤宮市に住んでるんですが、東京の病院に入院して、入院した日は思いっきり泣きましたね。やっとこれで泣けるとか思って。

そのとき本当にね、もしかしたら手術が終わったら、私この声なくなっちゃうかもしれない。じゃあ今のうちに、誰が聞いてるわけでもないけれども、いろんな人に今までやってもらったことへのありがとうをたくさん言っていこうと思って。

ひたすら呪文のようにね、何とかさんありがとう、何とかさんありがとう、みたいなことをずっと言ってました。日記みたいなものにもね、ずっとありがとう、ありがとう、ありがとうとかね、時々ごめんなさいとか書きましたけど。

そんなことをいっぱいやって、手術の当日、もう麻酔かけちゃうと何も分からないじゃないですか。でも、終わった後に、中村さんっていう声が聞こえて、中村さん起きてください、お返事できますか、みたいなね、看護師の声が聞こえて、はいって返事をしたときに、おお、声残ったじゃん、みたいなね。

私ってすごく運がいいんだと、そのとき思いましたね。

本当にね。ありがとうって言うだけでいいって、誰だったっけな、ひとりさんとか、斉藤ひとりさんかな、もしかしたらごめんなさい、違う人だったかもしれないんだけど。

ありがとうってずっと言っていると、その運が開いてくるよって、昔なんかの本で読んだことがあって、そういうことを言っている人が何人かいらっしゃって、私自身も実践したことがあるんですよね。

ありがとうって言いながら、人混みを通ってみるとか、ありがとうって言いながら、ちょっと嫌な道通るときに、言いながら通ってみるとか、そうすると、不思議とモーゼの十戒に、モーゼみたいにバーって人がよけてくるんですよ。東京とか、渋谷もやったことないか、新宿とか、やっぱりありがとうって、何かあるんだなって。

なんかね、昔結構、何だろう、酵素ドリンクとか、そういうの作ってたときがあって、そのときにテープでありがとうって書いて、貼っておいたりするんでね、それを混ぜるときに、ありがとうとか言いながら混ぜると美味しくなるよって言われて。

不思議とそういう菌類も、活性化するらしいんですよね。エビデンスとかはちょっと、私はないので、正確には言えないけど、でもグレースさんの話を聞いて、やっぱりありがとうっていう言葉はすごいんだなと思いましたよ。

20年経ちますけれども、その間にですね、実は私、別に3回ぐらい、入院手術をしてるんですね。

はい。うち2回ぐらいは、再発とか転移のガンだったので、そのときもひたすらベッドの上で、ありがとうでしたね。

そうですね。なんで私、こんな辛い思いをしなくちゃいけないのかとかね。でもこれってきっと試されてるんだな、ありがたいなとか。

つい最近もですね、非常に厳しいことをね、近しい友人から言われたんですけれども、でもそれも、言わなければ言わなくて済んだことなのかもしれないけれども、敢えてちゃんとね、私の目の前で言ってくれたことに、ありがたいなと思いました。

言うこと聞きませんでしたけどね。言うことは聞かなかったけど、何でこんなこと言われなくちゃいけないのとか、正直には思ったけれども、感謝の言葉とクレームの受け止め方あえてそれをね、私が嫌な思いをしたりとか、私に嫌われるかもしれないとか、私が怒るかもしれないっていうことを、全て度外視した上で言ってくれたことに対しては、ありがたいなって。

そうですね、なんかね、何度も何度も、もうダメかもしれないっていう状況にあると、もう、屋根がある家に住んで、毎日ちゃんとお布団で眠れて、っていうこと自体がありがたいんですよ。

そうですね、だから、私本当に自分がツイてないとか、なんで私ばっかりこんな目に、っていうことをあんまりね、一瞬思っても、いや、でもなーって。電気ちゃんと使えてるし。

あれですよね。グレースさんの場合は、体験が伴っているから、考え方をそうしようって意識づけじゃなくて、やっぱりどん底、体験しているからこそ、ポッと湧いてくるんでしょうね。自然と、感謝とか、これ屋根があるから、幸せ、とかね、ありがたいなーとか。

そうですね。あんまり怒るということがなくなりましたね。

それはあったかもしれないです。なんかもう本当に怒るということがなくなって、怒るよりまずは悲しくなったりですね。悲しいのを先に受け止めてしまったりとか、あとは怒るって、端から見てると滑稽なんですよ。実はね。

例えばどんな？

例えば、あんなに怒って言わなくても、冷静にこう言った方が相手は受け入れてくれるんじゃないかとかね。

なるほどね。

やっぱり市役所に行ったときにね、怒鳴り込んできた方々とかいらっしゃいましたよ。冷静に見るとね、なんか申し訳ないけれど、笑っちゃった。本人の前で笑うとね、余計疲れて笑えないですけど。

そうですね。だから私自身も確かにね、もっとこういうふうにしてもらいたいなっていうクレームってあります。でもそれも、静かに話すようにしてますね。そうすると大抵通りでね。

非常にさすが、グレースさんです。

そうですね。ありがとうって湧いてくるときのフィーリングっていうのがすごく大切だと考えていて、それは祈りとかにも近いんですけど。なんかその、人が持ってる慈悲とか慈愛みたいなのが、出てきてるときなんですよね。

だから、ありがとうって言いなさい、なんじゃなくってありがとうって、笑顔を嘘でも作ると脳の中で、幸せホルモンが出るみたいなもんで、ありがとうってとりあえず言って、ビギナーレベルだったらね、とりあえず言って、フィーリングを後からついて来させるっていうのは、非常に理にかなっているなとは思いますね。

やっぱり、眉唾的に思ったんですよ。ありがとうって100万回言ってみました、みたいな人とかいて、で、いいことがありました、本当かなって、じゃあ私も数えて、ある段階まで、数えて実験しようとか言って。でも、やっぱり数えてやってるときと、心から1回でもありがとうって言ったときと、全然体の中が、波動が、オーラが、全部がやっぱ違うんですよね。

だから、何でもありがとうっていうか感謝だったり、嬉しいなあとか、悲しいなあも含めてなんですけど、自分の感覚を素直に、なんか出せる、言葉でもいいし、表情でも何でもいいんだけど、それがそうなっていることが、非常に、自分らしく生きるっていうね、スピリチュアルの根源的なね、よりよく生きるっていうところに繋がっていくなと感じますね。

今後、仕事ではですね、社長さんのサポートというところで、人づくり、人で悩んでいる社長さんの、力になりたいなと思っています。

ありがとうございました。

ありがとうございました。