116.会社でよくある人間関係のゴタゴタ

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ポッドキャストラジオ番組をテキスト化

「魂に目覚める魔法の知恵袋」(毎週火曜日放送!)で過去に放送された内容をテキストにしたものです。
音声で聞いてもらえると、雰囲気など伝わりやすいと思いますが、お耳が不自由な方にも文字でお楽しみいただければと思います。

岡田
こんにちは。こえラボの岡田です。
ゆみ
こんにちは。リアルスピリチュアリスト橋本ゆみです。
岡田
ゆみさん、今回もよろしくお願いします。
ゆみ
よろしくお願いします。
岡田
はい、今回はどういったお話を、どういったテーマでいきましょうか。
ゆみ
はい、12月、おそらくね、会社を辞める人とか多いと思うんですけど、会社を辞める人はね、辞めたら、しばらくのんびりしてね、と言うだけなんで、特に話すことはないのかなと思うんですが、やっぱりね、それを送り出す側って、いろいろ、送り出す側のストレスって、あると。
岡田
そうですね。だって、人がその分減るわけだから、
ゆみ
そうそう、そう。良くも悪くも。
岡田
いろいろ考えなきゃいけないし。また、関係性が、人間関係が変わったりとか、いろいろあるかもしれないですね。
ゆみ
うんうん。なんかね。受講生とかでも、やっぱり会社員の人が多いので、大きな企業の中間管理職の方なんかも何人かいらっしゃるので、やっぱり、講座の中とか、特にヒプノとかの、授業の中では、そういう話題が、そういう話題というのは、会社内での、上司が忙しくて声かけにくいとか、
岡田
あー、はい。
ゆみ
あと、組織として、こんなふうに動いたらうまくいくだろうな、って思って提案したり、それを指示する側だったりして、「こういうことやってください」なんて言うときに、周りが理解できなくて、なんかうまく仕事が回らないとか。結局、コミュニケーションの問題というのが、結構、テーマでちらちら出てくるんですよ。
岡田
そうでしょうね。会社の中で何が課題になるか、問題になるかって、コミュニケーションの問題って、結構な割合としてあるんじゃないかと思いますけどね。
ゆみ
結構ありますよね。特にコミュニケーションの講座の中で言うのは、意識的なコミュニケーションと無意識的なコミュニケーションというのがあって、この意識的というのは、内容と呼んだりもしますけど、会社なんかで、なにかトラブルがあると、問題を解消しよう、だと一番やりやすいんだけど、でもそうなると、みんな何が原因で、じゃあどうするかって、いうのを意識的な話で、なんとかしようと、するんですよ。
岡田
うん。
ゆみ
だけど、それもすごく大事なんですが、関わる人が自分だけじゃなくて、二人以上、複数になっていけばいくほど、ちょっとあれですけど、その人の気持ちとか、モチベーションとか、そういうのに結構左右されることって、多くなるんですよね。
岡田
これは、意識的なコミュニケーション、無意識的なコミュニケーションというのでいうと、無意識のほうに入ってくるということなんですね。
ゆみ
そうです、そうです。この間ね、なんかのセミナーで、「人を動かす」というマネージメント、なんでしたっけ、
岡田
カーネギーとか。
ゆみ
そう、カーネギーさん。本のお題が出て、みなさんでどういうふうにしたらいいだろうかとディスカッションをしたんですよね。そのときに、内容の解決方法、要するに合理的な解決方法というのが、皆さんからも出て、で、他の一部の方は、「この人と仲良くなる」、相手とね、税金かなんかの難しい話だったんですけど、結局、テーマは「人を動かす」というテーマで、どうしたら、人に動いてもらえるだろうか、こういうディスカッションだったんです。
岡田
はい。
ゆみ
で、合理的に、こういう対処をするという案もあれば、まず、一緒に飲みに行く、情に訴える、みたいな、まずは仲良くなって、仲良くなった頃を見計らって、譲歩してもらうとか。
岡田
なるほど。
ゆみ
そうそう、そういう、感情を扱う、無意識の領域のテーマを扱う、その人の、その部分を丁寧に扱うと人が動く、そういう結論なんですけど。
岡田
ああー。だから、単なるルールだから、とか、こういうものだ、というような、意識をしてやることだとなかなかうまくいかないものを、もうちょっと、そういう、仲良くなるだとかを使いながら、無意識のところでつながっていくような、そうすると、解決の仕方がまた違ってくるということなんですかね。
ゆみ
そうですね。カーネギーさんのは、ちょっとね、おぼろげなんですけど、税理士さんと税務署さんのやりとりで、税金のなんとかだから、変えられないルールとかもね、おそらく、
岡田
普通、だから、当たり前に、ルール通り、何とかしようというのが、日常的にも行われてそうな気がしますけどね。
ゆみ
うん。銀行とかでもね、融資とか、『アキラとあきら』というドラマみたいに、ふふふふ、あるかもしれないけど、なんか、要するに、困っている人のために、なんとかするという意欲で始まったのに、ルールに縛られるとか、そういうドラマっていっぱいあると思うんですけど、そのカーネギーさんのやつだったら、カーネギーさんが書いたのが、相手の税務署さんが自分の権威欲を示したくて、通せなかったから、その人に税理士さんは、なんて言うかというと、「あなたは何億円の仕事、そういう大きな、ビッグな仕事を扱う人だから、こんなちっちゃなことを扱う人間じゃない」みたいに言って。
岡田
ああ、ああ。
ゆみ
その人の、要するに、枯渇、求めているのは自己顕示欲というか、「俺ってすごいんだぜ」みたいなところを満たす言葉掛けをしたことによって、彼の満足度が高まり、「だったら、許してやろう」みたいな、ふふふふ。
岡田
そうか、そういうことなんですね。だから、ルールどおりいくと、全然駄目だけど、その人は、別にそこのところを求めていたわけじゃなかったという。
ゆみ
そうそう、そう。よくあるのが、正しさをお互い主張して、やって、うまくいかない、これは、会社でも、友だちでもよく起こることだと思うんですよ。

ヒプノの講座、心理学のうちの講座でやるのは、相手が何を求めているのか。さっきのカーネギーさんのエピソードだったら、実際それでうまくいくかどうかは置いといて、カーネギーさんがお伝えしていたことというのは、税務署さんの方が、自分の存在価値とか存在意義とか、権威欲とか、そういったところを示したかったから、そこを満たしてあげる言葉掛けをすると。それで、クリアになった、ということなんですけど。

やっぱり、相手が何を大事にしてるか、という言い方をわたしはよくするんですけど、求めていること、というよりも、求めているというのは、その奥、その裏側に、なにか大事にしたいものがあるわけなんですよね。
岡田
はい。
ゆみ
さっきの税務署さんのあれだったら、偉そうに振る舞いたいとか、したがってほしいというのが上っ面な欲求、求めていることだとしても、なぜ、それを思うのか、なぜ、そこに至ったのかという、裏側や奥にあるものが、たとえば、家族の中ではないがしろにされているとか、居場所がないとか、税務署という部署の中でも居場所がないとか、たとえば。

そうすると、今まさに自分の部署にいる自分というのは、いっぱい勉強したりして、それこそ給料ももらって、で、自分が首を縦に振らなかったら、このひとは進まないわけじゃないですか。
岡田
そうですね。
ゆみ
自分に委ねられているみたいな、なんかそういうところにもつながっているんだろうな、みたいなのを、頭で考えるんじゃなくて、それを無意識で交流していくと、頭で考えて、この人こうだから、こうだろうという推測ではなく、ああ、こうなんだなというのが感覚的につかめてくる。
岡田
なるほど。そういうことなんですね。だから、これ会社なんかだと、いろんな人間関係があるから、それぞれの人がどういうふうな、感覚かなというのを持っていて、無意識で、つながっていくと、コミュニケーションが流れていくようにできるかもしれないということですかね。
ゆみ
うん。できますよ。できますよ、というのは、時と場合と立場と条件は、もちろんあって、わたしが上司で、同い年の女の子が部下になった。わたしが部長で、彼女がマネージャーだったかな。

その時に猛烈に反対というか反発があって、はっきりと、「わたしは男性の部長がいい」、「女性で部長なんてありえない」、はっきり言われたんですよ。

気持ちいいぐらいはっきり言ってくれる子だから、そうか、と言って、やっぱりすぐに仲が改善されるわけもなく、ことあるごとに、ああじゃこうじゃ言われるんだけど、その時に、この人、何を大事にしたいのかなって、ずっと探って、それを言語化していったんですよね。
岡田
はい。
ゆみ
彼女は、彼女の持っているチームのメンバーがうまくまわるようにしたいし、彼らを守りたい、彼らがよくなるようにしたい、彼らの給料も上げたい、ということだよね、という話をしていくと、そうだ、ってなるわけですよ。それはわかった、と。

で、今起きている問題が、仕事がまわらない、自分のチームの人たちがすごく疲弊してしまって、なんとかならないか、みたいな。で、女性が部長はありえない、みたいな気分的な、個人的感情は、そうかそうか、と受け取りながら、でも大事にしたい、そこも、一緒に大事にするね、という。
岡田
うん。
ゆみ
じゃあ、こういうことができたらいいかしら、って、ここはもう内容のコミュニケーションになっていくんですよね。
なので、相手の感情とか気持ちというところをまず汲み取って、「そうだ」という、一応わかっているという合意がとられた後に、条件というか、内容ですね。会社で、全部彼女の言うようにはできないわけですよ。
会社としては、予算があったり、時間がかかったり、だけど、それを駄目だというのではなく、どこまでならできて、どこはできないっていうのを整理してあげると、段々納得し始めるんですよ。
岡田
なるほど。
ゆみ
中には、本当に感情的な問題で、たとえば、いらいらすることがあって、面談とか会議とかだったら、いらいらがぶつかってくるから、それは違うだろう、とかあるんだけど。
岡田
いやー、そうですよね。今日の話きいて、わたしも結構実はそういうふうに、使っている部分あるかもなとは思いました。
ゆみ
うん。岡田さんは、たぶんやってますよ。
岡田
タイミングだったり、話しかける言葉のちょっとした言い回しの違いとかを微妙に変えたりとか、気をつかったりとかして、うまくやっているんじゃないかなというのは、無意識の部分もあるのかな、わかんないですけど、ある程度、意識もしながら、うまくことが進むような感じで、そういうのは、本当にルールだけじゃない、相手の感情とかの部分も察知しながらやっていかなきゃいけないなって、なんとなく感じながらやっているような気がしますね。
ゆみ
うん。そういう社長さんとか、上司が増えると、めちゃくちゃ会社がうまく回るんですよ
岡田
なるほど、そうですよね。
ゆみ
だから、うちの講座に来る人は、リーダー職のひともいるけど、部下の段階にいる人が多いから、逆に気づいちゃって、早く出世したらいいよ、って。
岡田
そうですよね。圧倒的な成果を出して、出世して上に行くと、できることすごい増えますからね。
ゆみ
ねえ、そう思ってね。思ってね、とか言って。
岡田
わたしも、そういう意味だと、前にいた会社とかだと、上がれるところがここぐらいだなというので、限界を感じた気がしますね。
そうすると、影響範囲が、この範囲でしか、与えられないとなったときに、できることが限られているような感覚があったので、だったら、自分で全部責任もってやったほうが、影響範囲をひろげられるかなという感覚は持っていたかもしれないですね。
ゆみ
うんうん。なんか、そういう、コミュニケーションができる社長さんとか、起業していく人とかが増えたら、いいなあと思って、それもあって、わたし、2007年に独立をしているんですよ。
岡田
そうだったんですね。
ゆみ
それは、もっと大もとにフィロソフィーがあって、そこから枝分かれした一部なんですけど、やっぱりね、わたしも、いろんな経営者さんに混じって、いろんなセミナーとか勉強をしてきたんですけど、やっぱり、この心のことを真摯にやっている社長さんは、やっぱりね、うまくいっているんですよね。
岡田
そうなんですね。
ゆみ
で、部下が、今度、そのセミナーに参加したりして、会社のね、派遣されて。そうすると、部下の人と一緒になったりすると、上司がここに来てて、辞めたいな、みたいなときに、一回ここに行ってみなと言われて、来た、みたいな。

そしたら、辞めないんですよね。辞めたいなと思っていても、ああ、こういうことか、というのと、あと、ここに上司がよこしてくれた理由というのが、言葉じゃない、深いところで、本当に、ああって、じゃあ頑張ろうって、思える。
岡田
すごいですね。会社の中の上のほうの立場の人とか、いろいろ部下を持っているような立場のかた、たぶん、今日、ピンときたら、ゆみさんのところにご連絡するといいですね。
ゆみ
ああ、もう、是非是非。メールください。企業向けの講座とかもできますんでね。
岡田
是非。なんかちょっとうまくまわってないんだよな、とか、そういうこともあると思うんですよね。それをコントロールできる立場であれば、是非、ゆみさんの講座を受けていただいて。そうすると、みるみる変わって、成果も全然違いますよね。
ゆみ
全然違いますよ。だから、本当に、社長さんとかと、近い、近い右腕、左腕みたいな人と一緒にそれを取り組んで、部下への面談とか、面談の方法とか、トレーニングしていくと、本当にね、離職率が減ります。わたしが離職率を減らしたんで。
岡田
これ、会社にとっては、めちゃくちゃな利益になることだと思っていて、結構、採用ってめっちゃお金がかかるじゃないですか。
ゆみ
いや、ほんと。ほんと死ぬほどかかる。
岡田
しかも育てる教育とかも考えると、すごいことですけど。
ゆみ
で、育っていなくなっちゃうから。
岡田
そうですよね。そこが食い止められるんだったら、すごいことだから、是非是非ね、もしかして、うちのとこもそうかもな、という方、いらっしゃれば、是非是非、メールして、お問い合わせいただければと思います。
ゆみ
はい、是非是非。
岡田
今日のお話もすごく参考になりました。ゆみさん、どうもありがとうございます。
ゆみ
ありがとうございました。

 

 

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