075. 前世を知った後、何かした方がいい？

こんにちは。リアルスピリチュアリスト橋本ゆみです。

よろしくお願いします。

はい。知り合いがこんなことを聞いてくれたんですけど、前世覚えてないけど、アカシックリーダーさんに聞くと教えてもらう、と。
で、それによって心掛けたりしたほうがいいことってあるの？って質問をもらって、おおっと思って（笑）。

いい質問だなと思って（笑）。

確かにそうですよね（笑）。私がリーディングのお客さんから質問される時に言うのは、アカシックですと、大体350～500回ぐらい平均で転生みんなしているので、たくさんあるから。

そうなんですよ。なので、今知るべき過去世、前世とか、あと、特に自分がこれって前世に関わりがあるんじゃないかなって気になってる何かがあれば、そこから見ていったりとか。

例えば、今なぜか仕事を、これをやっているとか。医療関係の仕事をやっているとか。
この仕事をもっとよりよくするのに前世で培ってきた資源を今世も使いたいとか、そういう知り方もあるし。
あと、逆にそこまで具体的じゃなくても、今医療の仕事してて、前世でもやってたんですかね、みたいなそういう質問とかもあって。

なので、意外と広いから、こちらで絞る質問をして、今見る必要のある前世あるいは仕事に関係して知っておくとよさそうなこと、あるいは恋愛に関係して知っておくとよさそうな前世とか。だから、そういうふうに絞って言うことがあるんですね。

でも、例えば、いろんなリーダーさんとかにたまたま聞いたりして、たまたま前世知らないけどそうだったんだって知っちゃって、「で？」みたいになった場合って、質問しにくかったりするじゃないですか。

そういう時は、聞いた時に、その時ピンと来なくても、例えばそれが後々キーワードとして、作用するというか後押しになることってあったりするんですよ。

例えば、そのタイミングでは別に「昔、魔女をやっていてハーブとか薬とか作ってましたよ」って言われた前世があっても、普通にサラリーマンだし（笑）。

今、会計やってるんですけど、みたいな。でも、お茶とハーブとかは好きですね、みたいな。例えばそれぐらいだったとする、と。
でも、月日が流れて、自分で仕事したいなとか、あるいは何かいいハーブと出合って、ハーブティーがすごいおいしかった、と。
で、何か昔は興味なかったけど、急に興味がわいて、ハーブとか勉強しちゃおうかな、とか。

そうなった時に、結局昔言われた「あ、あのリーダーさんから、そういえば植物がとかハーブがとか言われたな」みたいな単語が種になっていて、それが。
それが発芽するように後々出てきたり。
で、そういう時に何か心掛けたりってことはないんですけど、ある種後押しにはなるんじゃないかなっていうのがありますね。

昔もやってたから今回もやろうって考える人もいるし、昔もやってたから今はやんなくていいやって考える人もいるし。ちょっと話はずれるかもしれないんですけど、たまに、前世でやり切れてないから今世やらなければいけないんじゃないかって考える人も割と多くて。

これは、そうとも言うけど、文章上それはそれとしてあるんだけれども、それに囚われるというか、執着するというか、代々うちはナントカの家系だから後を継がなきゃいけない、ぐらい前世でこれやりきってないから背負わなきゃいけない、みたいな義務感みたいになっちゃうと、これはエネルギーを止めちゃって。

もうちょっと言い方を変えると、今世はこの体で生きているのに、前世もつながってるけど、前世のために生きるみたいに、変になりがち。

別にそう思ってなくても、無意識下ではそれが暗にそう示されていくので、今この人生をやるために生まれてきていて、確かに前世でやり切れてないから今世もやるらしいっていうのが確かにあったとしても、そこに、前世でやってないからっていう理由付けをした行動だと、ちょっとうまくいきにくくなります。

人って、行動するために理由が欲しい生き物で、その理由を過去に持ってくるっていうのは簡単なのでやりがちなんですけど、結構それが逆、ブレーキを踏むスイッチになりがちなケースが多くて、どっちかというと、過去世、前世でも今世でもやれてないんじゃなくて、何でそこに興味があってそこに向かおうとしているのか。

これは過去も未来に向かっているベクトルだし、今も未来に向かってるベクトルで、過去は向いてないんですよね。
前を、どっちも両方で向けるから、逆に過去からの後押しを得やすくなる。後ろから今を押してくれて、今は前をちゃんと向いてるってなるんだけど、過去こうだったからって、過去を自分が振り向いちゃうと、過去からの自分に向かうエネルギーと衝突する感じなんです。みんなあるんです。みんなあるんだけど、その時の影響がすごく強くて。だからちょっとたくさん転生がある人からすると、変な人なんですよ。

変な人（笑）。ちょっとうまく言えないんだけど。

そうですね。そこにそれが出てくる人は少ないですね。それで、例えば、昔はみんなみたいにできないことがすごい悩みだったんですよ。
で、変な動きをするから、それこそ身体障がい者っていうふうにいじめられるみたいな小学校時代だったんですよね。
そこまであれじゃないけど、でも確かに不思議な、もうジョジョみたいな感じですよ（笑）。

独りで急に動く、みたいな。別に多動とかそういうことじゃないんですけど、何かちょっと不思議な感じ。
ただ、私はユーモアが好きで、人を笑わせたくてそういう行動をしたのが全部裏目に出て（笑）。

そうなるじゃないですか。で、一人だけ背が高かったので、多分異様だったと思うんですよ（笑）。
それで、しょんぼりしてた時代があったわけですけど、昔いろんな過去世を聞いてた時に、人じゃなかった時の人生というか転生を聞いた時に、すごい腑に落ちて、その変な行動みたいなのとか、人を笑わせたい感じとか、ユーモアが好きな感じとか、一般的な常識で言うと、それを社会人でやるとおかしいぞっていうことなんですけど、でもそれが好きなことっていうのは、その前世の影響がある種強くて、逆に転生回数もそんなに一般の標準よりも少ないので、場慣れしてないっていうか、人間慣れしてないっていうのが、昔は嫌だったけど、前世を知ったことで逆に裏表ひっくり返って、「あ、これはいいように転換したらいいじゃん」と。

「”みんなと同じ”が私、できないんだ」って、腑に落ちたわけなんですよ。同じにするとうまく自分の能力が発揮できなくて、「いつまでも成績も悪い、駄目だ、私」っていう劣等感まみれになってた学生時代なんですけど、「いや、そうじゃないんだな」と。

「それが劣等感である社会にいたからつらかっただけであって、社会はもう自分で選べるし、自分の生き方でいいじゃん」って、大人になった時にそれを知って救われた感じがあるんですよね、過去の私が。このタイムラインの過去の私が昔の前世によって。
なので、前世の情報もただの情報で、状態もただの情報で、やっぱり意識によって、ほんとに考え方によって、あらゆるものが転換していくので。心掛けるのは、そういう意識の変え方を心掛けると、どんな情報も自分の武器になるというか。

そういう意味で、前世を知るっていうのはいいんじゃないかなと思います。

ありがとうございました。