女性性と男性性について、
「女っぽくないから、自分は女性性がテーマだ!」
「男だけど、女性性が必要ってどういうこと?」
みたいな
女性性、男性性ってなんとなくわかってるけど
よくわからない!という方に〜。
個人的なまとめにはなりますが
ご参考になれば。
まず、女性性と男性性というのは
男女の「〜らしさ」とは異なります。
エネルギーの性質の違いなのですが
女性性は土のエネルギー(大地)
男性性は天のエネルギー(宇宙)
このことを言います。
チャクラでいうと
第一、第二の下腹部あたりが女性性
第六、第七の頭頂部あたりが男性性を
象徴しています。
女性は現物、現実主義で、
男性は理想主義というように
性質を象徴的に例えると、
女性らしい、男性らしいと言われるだけで、
「女性性=女性らしさ」
では、ないんですよね。
女性性は、受け容れる性質とも表現されますが
ここも女性性、男性性という視点で考えると、私は
受け容れの質が異なると感じています。
土(大地)は、外部からもたらされるものを
吸収したり、取り込んだり、受け止めたり、受け容れたりして
・産み、育む性質
・形のあるもの
天(宇宙)は、すべてを包括、包み込んで、
雨や風、光、万物の流れを
・包括し、もたらす性質
・形のないもの
土から創造されるもの
天から創造されるもの
同じ作られるものでも種類が違う
天からもたらされ、土で育み、産み
天と地で創造されたものを、また育む。
これは子どもとか、植物の命とたとえられます。
私は、この双方の違いを、また別の単語で置き換えたら
女性性は「受容」
男性性は「寛容」
と考えています。
ここまでは、エネルギーという性質の話ですが
肉体的な男女という質で言い換えたら
目の前の1人を愛する女性
世界にいる異性を愛する男性
(笑)
受容れ方の違いを、地の視点と、天の視点で
わかりやすく??
大げさに表現していますが、
男女の関係で大きな溝ができる部分は、
こーゆーとこなんじゃないかな〜と感じています。
特に恋愛は顕著ですよね。
ここで恋愛に例えちゃうと
「私は、そんな複数の人と付き合うほど器用ではない!」
「複数の人と関係を持つなんて信じられない!」
「女はこういうものだ!男はこうだ!」
とかね、
色々と思いがよぎる方もいるかもしれないけれど、
それは、個人の観念や性格的なことであって、
今ここでは、女性性と男性性の
エネルギー的な性質の違いについて話しています。
なので、話を戻すと
受容も寛容も
同じようなもので、似ているのですが、
本質的な違いは
「受容」の受は、
向こうからくるものを受け取る、受けわたす。
(掴む手と、渡す手が語源)
「寛容」の寛は、
広い、くつろぐ、ゆるい、許し。
(ウ冠は屋根、その中でゆったりくつろぐヤギが語源)
こんな違いです。
寛容には、「許し」の意味が含まれていますが、
受容には、許しという概念がそもそもありません。
女性性と受容は、
私たちは既に許されている、
受容れられていて、受け容れる存在であるという、在り方なんですよね。
男性性と寛容は、
許し、許すという包み込む(受け容れる)在り方です。
ボルテールという人の言った
「君のいうことには反対であるが、
君がそれをいう権利は死んでも守ろうと思う。」
という言葉が、寛容の精神をよく示した言葉として
引用されることが多いそうです。
これを、私なりに受容の精神で表現すると、
「君のいうことを受け容れられない私がいる。
その私も、
君をありのままに受け容れている私も
同時に存在している。」
結果、君も私もOKということなんだけど、
もうちょっと、言い換えてみると、
「罪を憎んで人を憎まず。」というのと
「そもそも罪なんてないよ。善悪両方で人間」というのと
受け取るのも、受け容れるのも
男性性と女性性では、こんな違いがあると感じています。
受け容れる、包み込む。
似ているんだけど、ちょっと違う。このズレ。
区別する必要なんてないし、
誰もが両方の性質を持っているんですけどね。
あえて、ここで区別しているのは、
どっちか一つしか、見えなくなっていて、正しさを求めたり、
こんがらがって、悩んでしまったり、自分を見失ってしまった時に
何かの指標になればいいかな〜と考えてのことです。
あとは、違いを知っておくと
現状を受け容れるのも、許すのも速くなる(笑)
この話で、思うのは
家族内の
お母さん、お父さんの在り方って
こんな感じなんですよね?(笑)
お母さん、お父さんという
役割として
分けていた時代が長かったことと、
そのような文化であったことが
女だから、男だからという
暗黙のルールを作ってしまったのではないかな〜と感じます。
女性が働いたり、独立したりする時代になってきて
男性社会でバリバリ働いていると
男性性が優位で、女性性が乏しい。。。
女子力が低い、、、
みたいな誤解を持つ方もいらっしゃいます。
誤解ですよ!誤解!!!
それは、役割を性別によって担わなければいけないという
風習、習慣の囚われであって、
女性性が乏しいわけでも、
女として劣っているという意味でもありません。
女性性が発揮されていると、
女としての価値がある。
というようにも、多くの方は感じてしまうのですが
それはまた別の話です。
男女ともに、
一人の人間が、女性性も男性性も持って生きています。
それは自然の摂理で、エネルギーのバランスなのでね〜。
男女ではなく、一人の人間として、
「受容」「寛容」の両方を発揮できていると
人格的に成熟している。
と、いえるのだと思います。
仕事に限らずですが、
女性性と男性性の「力動」の違いというものは
女性性のエネルギーは、
囲う、吸収、テリトリーを保有、物理的なものを所有、というような力動。
現実的で、物質的でもある。
男性性のエネルギーは、
広げる、高める、優位というような力動。
理想的で、精神的でもある。
このようにも表現できます。
男でも、現金としてのお金を潤沢に回せるような方は、
女性性のエネルギーが強かったりしますしね〜。
女でも、事業を拡大させるような方は、
男性性のエネルギーが強かったりします。
どういうバランスが良いのかは、人それぞれ異なりますよ。
50:50が良い訳でもありません。
人は、何かしらの問題やお悩みに直面すると、
「足りない」「できない」が目立ってしまい
優劣をつけたり、選択肢を2つに絞ってしまいがちですが
一番良いのは、
自分にとっての最善な割合、バランスを知ることです。
女性性や男性性の発揮するポイントや場面は、
人それぞれ、異なります。
もちろん、肉体的な性別による傾向はありますよ。
ただのエネルギーの違いなのだけど
単語の表現として
女性性、男性性っていうくらいですからね。
しかし、男女という肉体的な性別に関係なく、
仕事では、男性性が優位に発揮されていて、
パートナーとの関係では、女性性が優位に発揮されていたりと、
仕事でエネルギーの偏りを見つけたとしても、
人生、生活、全体の中で、それぞれが
自分らしくバランスを取っているのだと感じます。
性質や性格、得意不得意の違いは、絶対的にありますよ。
女性性でも男性性でも、
自分にはエネルギーが足りないな、、、、と感じたら
足りないのではなく、発揮したいんですよ!!!!
ここ、間違ってはいけません。
あるのに、出せてない、発揮できてないだけなんですよ。
割合、バランスが崩れているだけです。
個人的に一番大切だと感じていること、
皆さんにお伝えしたいなと思うことは、
性別でもなく、優劣でもなく、
唯一であることを思い出す、知る、腑に落とすこと。
これが、何より大切です。
今後の時代を見据えても、
それが必要不可欠になっていきます。
自分の人生を、自分で生きるためにね♪♪
女性性、男性性という「エネルギー」と
女、男である「肉体」との
統合とかバランスについては
「性」というのがテーマになって行きますね。
性は生きる「さが」
老子が「性」を「道」としたのも、
面白いな〜と個人的に感じています。
「性」とか「セクシャル」に対してのフォーカスが
数年前から強まっていたけれど、
本格的に、去年今年は動いていますね〜
生命という部分での「性」が成熟してくると
「官能性」という部分が
表現として現れてくるように感じます。
星座(ホロスコープ)などで、見たり、考えていくと面白いところ(笑)
性については、大事なこともあるので
また改めて別記事で書こうと思います。
こういうなんとなく大切な話や、
知ってるけど、わからないことを腑に落としていくワークを
自分軸創造ゼミではやっていく予定です。
!天と地をつないで、創造し育む場!
個人的には、コツコツ育てて行きたいな〜と思っています。
現在、一期生募集中〜!集まれ〜仲間〜(笑)
▼自分軸と宇宙意識で生きる、自分らしい生き方ゼミ
2021年より、過去に開催していた講座はすべて
「リアルスピリチュアリスト養成講座」にまとまりました。
時々、単発のセミナーなども開催しておりますため
詳しくは、HPをご参照ください。
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